1976年、モスクワ音楽院ホールでのリヒテルの演奏。

一流と呼ばれる演奏家の特徴の1つとして挙げられるのが
主観的要素と客観的要素の絶妙なバランスだと思います。

そのバランスは人それぞれの違うので、
次第に演奏家の個性となり、魅力となります。

即興演奏をしているような臨場感を感じさせながら
細部まで徹底的に計算されている構築感、構成力が
時代を超えても人々を惹きつけるのだと思います。

そして究極まで磨き上げた音は、ずっと聴いていたくなる魅力を持っています。


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