この記事のポイント

  • 先生が親にどう見えるかではなく、子どもの反応にどう対応するか
  • 子どもの状態に合わせて方法を変えられるか
  • 自分で選んだり考えたりする余地があるか
  • レッスンが終わった後にも音楽への興味が残っているか
  • その先生との時間の中で、子どもが音楽へ近づこうとしたか

体験レッスンで「先生が感じよかった」だけでは決めない

子どものピアノ教室を選ぶとき、
「先生が優しかった」
「説明が丁寧だった」
という印象はもちろん大切です。
ただ、私がもっと見てほしいと思うのは、
先生が親にどう見えるかではなく、子どもの反応にどう対応するか
です。
体験レッスンでは、子どもが緊張して普段通りにできないことがあります。
そのときに先生がどう動くかを見ると、相性を判断しやすくなります。

1. 子どもが固まったとき、別の引き出しを出せるか

初めての場所。
初めての先生。
初めてのピアノ。
これだけ条件が変われば、緊張して当然です。
質問されても答えない。
鍵盤に触れない。
間違えて止まる。
そんなときに、
「ちゃんとやって」
「違うよ」
と押し進めるのではなく、
「どうしたい?」
と聞く。
歌へ切り替える。
リズム打ちをする。
簡単な音遊びへ変える。
このように、子どもの状態に合わせて方法を変えられるかを見てください。

2. 先生が一方的に話していないか

体験レッスンでは、先生が説明したいことがたくさんあります。
でも、
先生がずっと話している。
先生が全部決める。
子どもは言われた通りに動くだけ。
では、その子自身がどう感じているかが分かりません。
私は、
「どんな音が聞こえた?」
「どっちが好き?」
「もう一回やってみる?」
と、本人に問いかけることが大切だと思っています。
上手に答えられる必要はありません。
自分で選んだり考えたりする余地があるか
を見ます。

3. 帰るときの子どもの様子を見る

体験後に親が、
「どうだった?」
と聞くと、
「楽しかった」
と答える子は多いと思います。
もちろん、それも大切です。
ただ、それだけでなく、
自分からもう一度鍵盤に触ろうとする。
先生に言われたことを親に話す。
帰り道でもピアノの話をする。
そうした様子も見てください。
レッスンが終わった後にも音楽への興味が残っているか
は、相性を見る一つの材料になります。

「その場でできたか」より「またやりたいか」

体験レッスンで、
両手で弾けた。
音符が読めた。
先生の指示通りにできた。
という結果だけを重視する必要はありません。
初対面で緊張して、ほとんどできない子もいます。
大切なのは、
できた量ではなく、
その先生との時間の中で、子どもが音楽へ近づこうとしたか
です。

親と先生の相性だけで決めない

保護者と先生の会話が合うことも大切です。
ただ、実際に長くレッスンを受けるのは子どもです。
親には丁寧でも、子どもへ一方的。
逆に、親への説明は簡潔でも、子どもとのやり取りが非常に自然。
そういうこともあります。
だから体験レッスンでは、
先生と子どもの間で何が起きているか
を一番よく見てください。

教室選びは「親が気に入る先生」より「子どもが動ける先生」

子どものピアノ教室選びに、万能な正解はありません。
先生にもタイプがあります。
子どもにもタイプがあります。
重要なのは、その組み合わせです。
体験レッスンでは、
子どもが固まったときの対応。
本人への問いかけ。
レッスン後の様子。
この3つを見ておくと、相性を判断しやすくなります。
香住ヶ丘ミュージックスクールでは、体験レッスンを入会テストではなく、教室とお子さまの相性を確認する時間として考えています。

体験レッスンのご相談

福岡市東区・香住ヶ丘周辺で、子どものピアノ・ギター教室をお探しの方は、体験レッスンについてご相談ください。

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