この記事のポイント

  • 親御さんが先生役になりすぎないこと
  • ピアノの椅子に座ること自体を日常にすること。
  • 指導者ではなく、聴いてくれる人
  • 昨日より何ができたか
  • 間違いを監視される場所

ピアノを始めたら、親はどこまで練習を見ればいい?

体験レッスンを終えて、
「習いたい!」
と子どもが言った。
ところが入会を決める段階になると、保護者の方からこんな相談を受けます。
「家で練習しなかったら、どこまで言えばいいですか?」
「毎日『練習しなさい』と言わないといけませんか?」
私は、最初の1〜2か月については、
親御さんが先生役になりすぎないこと
をおすすめしています。

最初に目指すのは「上手に弾く」ことではない

ピアノを始めたばかりの子どもに、
「毎日15分」
「間違えずに弾く」
「正しい指番号で弾く」
といった完成度を最初から求める必要はありません。
まず大切なのは、
ピアノの椅子に座ること自体を日常にすること。
です。
一音だけでも構いません。
一回だけ鍵盤に触って終わってもいい。
最初は、その程度の低いハードルから始めます。

「練習しなさい」より、練習を始めやすい環境を作る

子どもに毎回、
「練習しなさい」
と言う状態になると、親にとっても子どもにとっても負担になります。
そこでおすすめしているのが、日常生活の中に自然にピアノを置くことです。
たとえば、
* 夕食の前に一度だけピアノへ触る
* 帰宅したらピアノの蓋を開ける
* お風呂の前に一音だけ弾く
などです。
「練習するかどうか」を毎日決断するのではなく、すでにある生活習慣とセットにしてしまいます。

親御さんには「先生」ではなく「観客」になってほしい

家庭では、
「その指じゃない」
「今の音、違うよ」
「もっとちゃんと弾いて」
と細かく直す必要はありません。
それはレッスンで先生が担当します。
家庭ではむしろ、
「今日もピアノ触ったんだね」
「その音いいね」
「レッスンでやったところ?」
くらいで十分です。
私は、親御さんには指導者ではなく、聴いてくれる人になってほしいと思っています。

「できたこと」を見つける

最初の時期は、
何曲弾けたか。
何分練習したか。
よりも、
昨日より何ができたか
を見る方が大切です。
一音鳴らせた。
自分から椅子に座った。
先生に習ったフレーズを一度弾いてみた。
そうした小さなことを見つけて、
「できたね」
と共有する。
そこから、
「もう一回弾いてみようかな」
という気持ちが生まれることがあります。

間違いをすぐ直さなくてもいい

子どもが間違った音を弾いたとき、
親としてはつい直したくなると思います。
しかし、毎回横から指摘されると、
子どもにとってピアノが、
間違いを監視される場所
になってしまう場合があります。
間違いを恐れて音を出さなくなるより、
まず自分で弾いてみる。
失敗する。
また試す。
その経験を増やす方が大切だと考えています。

入会前から「家庭で毎日戦う」必要はありません

保護者の方が、
「習わせたら毎日練習させないと」
と考えすぎると、入会前から大きな負担を感じてしまいます。
最初から完璧な家庭練習を作る必要はありません。
まずは、
ピアノに触ることが普通になること。
そこから少しずつ、練習時間や課題を増やせばよいのです。
香住ヶ丘ミュージックスクールでは、レッスンだけでなく、ご家庭での関わり方についてもお子様の性格に合わせてご相談いただけます。

体験レッスンのご相談

福岡市東区・香住ヶ丘周辺で、子どものピアノ・ギター教室をお探しの方は、体験レッスンについてご相談ください。

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