2013年の夏はピアノ科講師安田にとって初挑戦の出来事が目白押しでした。
教職免許取得の為の短期レッスン、
合唱の伴奏に初挑戦の生徒さんのレッスン、
それから大きなコンクールに挑戦する2名の生徒さんのレッスン。
どれも初めてづくしで何から手をつけようか、という状態でしたが、
私がこれまで経験してきた事を振り返りながら導いていこうと
毎回、自問自答しながら身を振り絞ってレッスンをしていました。
コンクールに関しては地区予選突破こそなりましたが、
地区本選ではお二人共賞を逃してしまいました。
普段のレッスンでは
「生涯の友」としてピアノが彼らに寄り添ってくれたらいいなと願い
楽しいレッスンを心がけていますが、
コンクールや資格試験、伴奏となると私の声色、顔つきはキリッとします。
特にコンクールは「自分」という個性を磨く必要があります。
その磨き方は生徒さんが10代前半までは
定期的に師事している講師の導き方が大きいようで、責任は重大です。
力不足ではありましたが、未熟な私の指導ながらも
生徒さんたちは厳しいレッスンに食らいつき、大きく成長してくれました。
結果よりもプロセスの方が大切な場合もあります。
サポートして下さった親御さんには感謝の気持ちでいっぱいです。
開校して1年半でこういった生徒さんに出会う事が出来ているのは幸せなこと。
夏が終わってもこの気持ちを忘れずに楽しく時々ビシバシとレッスンして参ります。